西ブロック研修会に参加して
西ブロック 山村明弘
朝夕が肌寒くなった頃、この時期は学術大会、研修会と毎週のように勉強会があります。
今回、西ブロック研修会の内容は、どちらかと言うと学術的なものではなく 1.元警察官、瀧 康廣先生の『防犯について』 2.介護福祉士、長江 義孝先生の『介護について』であった。
防犯についての内容は地域住民、特に高齢者の方々で有志を集い地域の安全に取り組もうという活動で、行政とも連携し深夜に巡回を行っている。実は私の息子が通っている小学校でも今年の春から不審者侵入防止の為、正門に監視小屋が出来た。ここでも地域の高齢者の方々が監視人として駐在されている。私達が子供の頃には考えられなかった事であるが、今は何が起こるか解らない世の中になってきているのも事実である。
次に介護についての講演でボディメカニクスの使い方を実践形式で説明して頂いた。小さな力で相手に負担なく体を動かせる方法である。実践では体重100?超の人を軽々と車椅子からベットに移した。力まかせに持ち上げては相手にとっても不安である。先ず体を密着させ真上ではなくやや前方に押し上げる事により簡単に持ち上がった。座っている体勢からは真上には立ち上がりにくく一旦頭を前にしてから立ち上がるものだと初めて知った。今まで力任せに真上に持ち上げていた自分が恥ずかしく思った。
今回の研修会は元警察官、介護福祉士と職種の違った先生による講演が聞くことが出来、質問も多数あった。医療関係は様々な資格が増えているのが現状であり、専門分野以外でも知識を得ることで仕事に活かす事が出来るものと考えられる。今後も研修会でこのような企画を希望します。
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