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【日常の業務でよく使用する英会話について 】

 今回は日常の業務でよく使用する英会話についてまとめてみました。  


 医療の分野は学問体系が欧米ですすめられてきたもので、ほとんどすべての基本用語、概念が英語を元にしています。これはどの職業にもいえることですが、実際に働き始めると、必ず外国人と接する機会が出てくるのです。
 そのとき切実に語学力があれば… と感じます。そこで、病院を訪れた外国人患者さまに積極的に対応するために、今回は一般撮影の胸部に的を絞り日常使われている会話の内容を英語にまとめてみました。



話すポイントを以下に示します。
1. Yes, No をはっきり言う

2. 国による習慣の違いを理解する(例:人前で肌を見せるのを嫌がる)

3. 処置等の説明は専門用語を避けて、一般の人に理解できるような言葉、表現をする

4. 相手の表情、表現を読み取り、少しおおげさなくらいのジェスチャーで応えてあげる

5. 患者さんの中(欧米人に多い) にはわからないことがあると、矢継ぎ早に質問してくる人がいるので、あらかじめ想定される質問に答えられるように準備しておくとよい

6. 看護の英語といっても特別なものではなく、基本は中学の英語がベースになっている。中学校で習った英語を復習するつもりでやってみるとよい。

7. Thank you (ありがとう)、Please (どうぞ)、Excuse me (失礼ですが) この3つの表現は会話を円滑に運ぶ上で欠かせない。使って言い過ぎることはない。自然に口をついて出てくるように、どんどん使うこと。


最後に「お大事に…」と一言付け足すならば、ど う言ったらいいでしょうか?
そんなときの例をいくつかあげましょう。

簡単にTake care.
明らかな症状や診断のある人に対してはI hope you feel better soon.
術前胸部撮影などではGood luck.等と言っています。

実際の会話はTPO によってだいぶ違ってくるでしょう。


学術部 森野