全国総合学術大会に参加して

南ブロック ブロック長 植田 克  

 まずは長崎での全国総合学術大会の成功、誠におめでとうございます。私同様に大阪から参加された方々、お疲れ様でした。長崎は広島と共に原爆の被害に遭われた県であり、放射線を扱う私たちも決して無関係では無い場所での開催でした。また、観光地とは言っても、ところどころに被ばくの跡が見られ、違う意味での勉強になったかもしれません。  

自分にとって今回の大会は約10年ぶりの発表という事で、緊張と不安を抱えての参加となりました。昨年は地元大阪での開催。しかも会場責任者の立場での参加でした。それに比べれば気楽ではありましたが、アガリ症の自分にとっては不安がいっぱいでした。また、発表が最終日であったため、最後まで気が抜けませんでした(と言いつつ夜は楽しんでしまいましたが...)。とは言いつつ発表は、何とか無事終了しました(少し間違えちゃいましたが...)。やはり、サボり癖のある自分にとって、発表及び学会参加は学術意欲を高めるのはもってこいだと思いました。職場内で仕事は無難にこなせていても、外部の人を見た時に他の施設では、いろいろな考えを持ち、日々研究しているのが実感でき、自分の努力の足りなさを感じさせられました。この気持ちが長続きするように努力したいと思います。

 今回の長崎大会よりBASICカードによる受付が始まりました。実際の内情は分かりませんが、これにより受付等スムーズに行えているように思われました。外部からはそう思えていても昨年の経験から考えると、長崎の実行委員の方々は恐らく苦労が絶えなかったのではと思います。ただ、カードを持っていれば登録費を払っていなくても分からないのでは、と思うところがありましたが...。自分の中での今回の目玉は何と言っても、さだまさし氏の講演でした。大阪のイルカのコンサートはスタッフだったので、ほとんど聞けなかったので、特に楽しみにしていました。本当に良かったです。あれだけしゃべりも上手だとは思っていませんでしたし、生の歌にも聞き入ってしまいました。本当は学術的な内容をもっと覚えて帰らないといけないのに、記憶に残るのは、さだまさしと長崎の観光地、それと理事の歌声だけになってしまっています...。最後に、長崎の実行委員の皆様、本当にお疲れ様でした。大変勉強になりました。また、4日間の長期にわたり快く私を参加させていただいた、技師長はじめ職場の皆様に感謝いたします。

空白

学会場 入り口
牧島副会長と植田理事